投資で損失が出ることを運が悪いと割り切ることは悪手だと言えます。正しい知識を活用することで負けの目を減らすことはできます。

短期で株式譲渡益を狙うなら権利確定日に注目

グラプ

権利確定日(以下、確定日)に株を保有していれば株主の権利を得ることができます。
すなわち、一日という超短期の保有でも、配当や優待を受けることができます。
ただし、株主名簿に登録されるまでには購入後3営業日かかるので、確定日の3営業日前に保有する必要があります。

例えば、3月31日(金)が確定日であれば、3営業日前の28日(火)までに購入しなければいけません。
確定日の翌営業日は権利落ちで売られやすくなりますが、企業業績が良ければ、一時的な下落で、短期間で戻ることがよくあります。
ただし、企業業績が悪い場合には、利益確定売りのタイミングとして投資家が売り始めることもあるので、企業業績はしっかり確認する必要があります。
短期で株式譲渡益を狙うなら確定日はしっかり調べておくのが良いでしょう。

特に、配当や優待が良く、個人投資家に人気がある銘柄は、確定日以降にならないと売却しない投資家が多いので、確定日の数ヶ月前から株価が上がりやすい傾向があります。
そのトレンドを狙って、確定日の数ヶ月前に購入します。
その後、株主の権利で得られる配当や優待よりも株式譲渡益の方が高くなれば確定日前であっても売却します。

そして、数ヵ月後に確定日になる銘柄を探し、同じような方法を繰り返します。
銘柄選定のポイントしては、企業業績が安定して、毎年、確実に配当や優待が得られ、過去5年程度の株価の推移から、確定日の数ヶ月前から上がり基調になっている企業であれば、可能性が高いといえます。
ただし、マクロ経済において経済成長への不透明感が漂うと、過去のトレンドのように上がり基調にならず、どの銘柄も下落基調となるので、損失リスクはあります。